下ではなく、ここに続きました・・・
と、いう事で、前回の『一億総手工芸家時代』の続きからです。
日本人は(世界は知りませんが)“手作りした物”が好きです。それも大好きといっていいでしょう。
いい例が、伝統工芸展、伝統的工芸展などの名称で、いろいろな所で、いろいろなイベントが開かれていて、それらがかなり盛況なのです。
入場料をとっている所でも人が溢れています。
皆さん、好きなんですよ手で作る物が、もちろん見るだけではなく自分で作る事も大好きなようで、現在はカルチャーセンター、通信講座、手工芸教室などは、とても凄い数があります。
特に女性は作品と呼べる物を持っていない人は、いないと思いますが、どうでしょうか?
で、この厖大な数の人達って・・・作家ですよね。
と、いう事で、今は日本中作家さんで溢れている訳なのです。
↑のような事で、作家という言葉を使う事に疑問を持つ人も多いと思いますが、専門的な仕事を習い、専門的な作品を作れるなら、やはり作家となるでしょう。それで食べていなくても作家と言えるそうです。(次回につづく)
今日も、技は『沈め彫り』です。
優しく彫っている(表現されている)技法を
前回が洋物?の“ゆり”だったので、今回は和物の“百合”にしました、生地は同じ、中金硝子の被せていないD花瓶を使っています。

写真が古い物なので、少しボケていますが我慢してください。

やさしく、やわらかく、砂を当てて彫っていきます。
沈め彫りにはいろいろな決まりがあるのですが、皆さん知っていますか、少し振り返ってみましょう。

[沈め彫りの必ず]
ノズルから出る砂→ゴム(マスク)が右側→砂の中心がゴムに(微妙にゴム側)→生地に対して必ず真っ直ぐに砂をかける・・・ここが微妙に違ってくるのです。

砂を生地に真っ直ぐにかけずに、微妙にずらして鈍角に当てるのです。鈍角に当てる事で、彫ったカドが少し丸くなりやわらかな表現になるのです。上の写真の葉脈を見てください、柔らかな表現になっていますが、葉脈のラインは消えていません。

角度を変えすぎるとラインが入らずに、ただボコボコの表現になってしまい、単に真っ直ぐに砂を当てるとラインの状が深く強調されて『強い彫り』になってしまう。
鋭角に彫る、真っ直ぐに彫る、鈍角に彫る、この3つの彫り方で彫刻の表現が変わってくるのですよ、これが分かった人が『沈め彫り』は、難しいし、奥が深い事を理解できるようになるのです。
正直にいうと、私のところを出た人で、ここまで出来る人はあまりいません。(出来る人も当然、何人もいますよ)
ワタベのカリキュラムの中では、初級となる『沈め彫り』なので、ただ、せっかく奥の深い技なのに力任せに彫っている人が多いのですよ。
ガラス彫刻は植物をモチーフとすることが多いのですから、必ず『逆レリーフ』技だけでなく『沈め彫り』の技も使うのですが、『逆レリーフ』の部分には力を入れて彫っているが、葉など『沈め彫り』で表現するところなどは、酷い彫りをしている作品をネットでよく見ます。
残念ですが、このような人は自分の作品を見本にして、良い物を見る勉強をしていないのでしょう、勿体無いと言うか、そんなものなんでしょうね・・・ 最近増えています。
参考までにレッスン見本の百合です。

ゴムが右、砂は生地に対して必ず真っ直ぐ、砂の中心はゴム側、レッスン見本(沈め彫りの原則見本)なので、はっきりメリハリをつけて彫っています。
次回は鋭角な彫り、『強い表現』です。
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[移動用サンドブラスターセット]
1.卓上型集塵BOX
2.フィルターBOX
3.掃除機
4.コンプレッサー
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この4点セットには直圧式サンドブラスターは含まれてれていませんので注意して下さい。
ワタベの技のテキスト。
このテキストとサンドブラスト彫刻の経験があれば、誰にでもワタベの技が自宅で習得できます。


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by ワタベ
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